哲学書を読む前に済ませておくべきこと5選

哲学とっかかり

はじめに

大学に入学して、「よし、哲学書を読むぞ」とか、「高尚な本を読んで教養を身につけるぞ」とか、「誰よりも哲学的な意見を言えるようになるぞ」って思っていませんか?

あるいは仕事をしていて、何となく「哲学でも学ぼうかな」というスピリチュアルな気持ちになるビジネスマン。

大いに結構だと思います。哲学してみてください。そして常に思考を働かせてるだけのバイタリティーをもって、常識を打ち破るくらい物事に問いを投げかけてください。

だけど、哲学を始める前に言っておかなければならないことがあります。

それは哲学書を読むと、基本、頭めちゃくちゃになります。

どうなるかというと、訳のわからない論理構成で相手に食ってかかるのが哲学だと思ってしまいかねない。

だから哲学書を読む前に、ちょっとだけ僕の話を聞いてください。

今日、僕が皆さんにお伝えすることは、哲学の勧めでも哲学書を紹介することではありません!

哲学の入門は「形而上学」の理解からです。しかし、今日は一切、そんな小難しい話はしません。哲学の中身についても話をしません。

哲学をする前に、あなたは人間として哲学をするに足る心身をもって望まなければなりません。

イチローや本田圭介や中田英寿が哲学をやると言ったら僕も納得します。哲学は「ギリシア哲学の『イデア論、形而上学』の理解からだよ」て言ってあげたい。だけど、若いあなたがいきなり哲学をやることはお勧めしません。

むしろ頭おかしくなるからやめろ、と言うでしょう。あなたが哲学者になりたいのであれば哲学を始める前に、まず最優先でやるべきことがあります。

それは、この5つです。

・人の話を10人から忍耐強く聞き続けること

・恋愛を少なとも1回はすること。

・どんなことでもいい、「内省」を行なって、100日間、日記を書き続けること

・中学・高校時代に一度はスポーツに打ち込んだ経験があること。ない人は柔道や空手を3ヶ月以上習いにいってください。

・最後に、身近にいる誰かに、本心から感謝の手紙を書くこと。これは必ず最後に行ってください。

この5つのことを実行していなければ、あなたに哲学書を読む資格はありません。

この5つを実行したのちに、さあ哲学書を読んで、哲学者になる準備をしましょう。

この哲学をやるまでにすべき5選は順不動です。どれからやっても、同時進行で始めてもかまいません。

ただし、感謝の手紙だけは、必ず最後に行ってください。


人の話を10人から忍耐強く聞き続けること

哲学は、全ての物事に問いを投げかける学問です。

哲学をするということは、先ずあなたの内面に「苦悩」や「何故か」という世の中に対する問いかけがなければ哲学できません。

普段、「何故なのか」「これはどうしてそうなのか?」という問いをもって生きていますか?

恐らく疑問をもってはいるのだけど、意識して考えない。何か不条理なことがあっても、ご飯食べて寝転がると忘れてしまう。そのような人が多いのではないのでしょうか?

あなたはまず内面に問題意識を持たなくてはなりません。

あなたは哲学を始める前に、自分が客観的な視点をもつ努力をしなければならない。そのために、人間をよくよく観察するのです。

自分の主張を口にしたり態度に出したりすることをやめて、10人の人に会って、よくよくその人の話に耳を傾ける努力をしましょう。

具体的には、自分に興味がない話をされたときに、話題を変えるのではなく、相手の興味のままにしゃべらせてみるのです。

その上で、どんどん質問してみてください。

「昨日、プロ野球を球場に観戦しに行ってきた」

「へえ、どこ対どこの試合だったの?」

「A対B」

「どっちが勝ったの」

「Aが3-2」

「球場の雰囲気どうだった?」

「えーすごかったよ。超満員で、熱気がすごくてね云々」

このように会話を続ける努力をしてみましょう。「つまらないな、話早く終わらねえかな」って思っても、根気よく質問を続けて、相手がどんどん話をしてくるまで待って、話を聞きながら、十分その話の内容を理解しようとしましょう。そして、その10人の人に語らせて聞き役にまわりましょう。

こうやって10人から忍耐強く話を聞き続け、話の内容を家で書き留めておきましょう。

10人の人から話を聞いたら、必ず「疑問」が湧くはずです。必ず湧いてきます。その発見した疑問をもう一度よく考えてみましょう。

恋愛を少なとも1回はすること

哲学は恋愛を終えてからでないとできません。

恋愛は哲学をする最も大きな動機になるからです。

恋愛をするとは、誰かとお付き合いをして半年経過するか、好きな同性か異性に告白をして、そのお返事をもらうかの2通りあります。この半年付き合うか、告白の返事をもらうか(返事はNOでも構わない)、どちらかのミッションを終えてから哲学しましょう。

どんなことでもいい、「内省」を行なって、100日間、日記を書き続けること

1日を終えたら日記を書いてください。それを100日続けてください。何かを書いておくということは、哲学に最も適しています。哲学をするとは哲学書を読むより、自分のことを書き留めておくことが最も効果的なのです。内容が思いつかない人は箇条書きでも構いません。

恋愛のミッションと平行して、それについて書いてみてもいいし、話を聞くミッションと平行して、それを日記にしてもいいです。

とにかく100日日記を書き記してください。

中学・高校時代に一度はスポーツに打ち込んだ経験があること

中学・高校時代に一度はスポーツに打ち込んだ経験があること。ない人は柔道や空手を3ヶ月以上習いにいってください。

精神と身体は、密接に関わっています。

哲学をする際に、肉体的な道を通ってない人は、必ずジレンマに陥ります。ジレンマとは、答えが見つからないままで、悩んでしまう状態です。スポーツはなんでも構いませんが、やったことない人は、柔道や空手、合気道、剣道など武道が良いでしょう。

なぜスポーツをするのが哲学と繋がっているのかというと、これは恋愛と同じで一つの「道」になっているからです。

哲学は自分の通ってきた「道」から生まれます。

よく考えてみてください。アスリートってみんな哲学的なこと言いませんか? イチローとか松井とか、中田英寿、本田圭佑など。他のアスリートもみんな自分の哲学をもってます。

これは恋愛と同じで、それ自体が一つの「道」になっているかならです。何も無いところで哲学しても詰みます。何も生まれず、さもそれっぽいこと言って周りから、ただの訳の分からない人と思われるでしょう。

最後に、身近にいる誰かに、本心から感謝の手紙を書くこと。これは必ず最後に行ってください。


最後に、身近にいる誰かに、本心から感謝の手紙を書くこと

「10人の話を根気よく聞く」「少なくて1回は、恋愛をする」「日記を100日書き続ける」「スポーツを経験していること」

この4つのミッションをクリアしたら、最後に自分の身近な人に感謝の手紙をかいてください。書いて渡して、その人の反応を見たら終わりです。

手紙は誰に書いても、何を書いてもいいのですが、本心から感謝を伝えられる人に対して、裸になって手紙を書いてみましょう。

終わりに

そこからあなたは哲学者になります。哲学書を漁るのもいいし、大学で哲学を専攻するのもよいでしょう。

5つのミッションを終えたあなたは立派な哲学者です。

そこから哲学書を読んでみてください。驚くほど感動的な哲学体験ができる筈です。

ミッションを終えてない人は哲学をすると危険思想に陥る場合もありますから、注意が必要です。


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